心のHome
〝なにか足りない…〟
そう思いながらここ数日過ごしていた。
あぁでもない、こうでもない、と模索しながら、この自粛1ヶ月強で私は部屋の中の必要なくなったものを手放す作業に没頭していた。
洋服、漫画、雑貨、バック、、、
洋服は段ボール4つもあったのですべて寄付して、バックは気になっていたサイトで査定してもらったり。
気づけば部屋はとても軽く風がスーッと吹き抜ける明るさを取り戻していた。
たくさんのものに溢れすぎた生活は、部屋を重く気持ちまで雑にさせていた気がして。
本当はもっともっと削っていきたいところだが、とりあえずのひと段落。
そうやって片付けていくと、足りなかった必要としていたものが見えてきた。
手書きの文字や本、とにかくデジタル以外の文字や文、、私はそれらを欲していた。
目に入れたくてたまらなかった。
私が唯一持っている雑誌(…マガジンと呼ぶのだろうか)はこのマッシュのみ。
1-10まで全て揃えて何度も何度も読んでいる。
小さな頃からデジタルなものよりも手書きやアナログなものに、最新のものよりもレトロなものに、心惹かれてやまない私にはとてもぴったりのムック本である。
別にトレンドが載っているわけじゃない、その時その時の流行が読み返してわかる訳でもない。
でも私にとってはとてもとても必要な本だと思って、これはこの先私がどこへ行ってもどこで生きようとも必ず連れていく本だとおもう。
他にもスケッチブックに文字を書いたり、絵を描いたり、友人に手紙を書いたり、英語で日記をつけたり…私の毎日はそうやって過ぎていく。
そういう時はYouTubeでDisneysongを流しながらやるのでとても穏やかになれるし、それぞれのことに集中できる。
部屋にこもって家でなにかをするしかない今、今までの当たり前がとても貴重なものだったと気付かされた今、改めてアナログなものに触れて心整えていこうとおもう。
会いたい人に会える生活を、
行きたい場所に行ける生活を、
また手にできますように。